iri 3rdアルバム 「Shade」をレビュー!
リリースから2週間以上が経ちましたが、iriの3rdアルバム、「Shade」をレビューしていくぞ!
全体的には、めちゃくちゃいいアルバムだと思いました!
iriらしい楽曲の中に、今のiriの想いが込められている気がして、めちゃくちゃかっこいい仕上がりです。
今回のアルバムには、大沢伸一やtofubeatsも参加しており、かなり注目度が高いです。
これからさらに成長していく彼女に目が離せません!
1.Shade
さっそくアルバムのタイトル曲にしてリード曲となっているのが、「Shade」。
夢に向かう中での苦悩が描かれた、まさに彼女のShade(影)の部分が歌われています。
大沢伸一が作曲をプロデュースしていて、そのサウンドに注目の一曲!
YouTubeではフルバージョンは公開されてないので、ぜひCDを手に取って聴きましょう!
2.Only One
2曲目の「Only One」は、国際ファッション専門職大学のCMソングとなっています。
iri独特の歌声と、ポップな楽曲がマッチして、思わず頭を揺らしてノってしまいそうなとてもキャッチー曲ですね。
タイトルの通り、Only Oneな自分を信じることの大切さ、そんなメッセージが込められた、勇気付けられるような一曲になっていると思います!
こちらもYouTubeにshort ver.が公開されています。
3.Wonderland
この曲まじでかっこいいっす!
iriらしさもありながらどこか新鮮な感じがします!
Pistachio StudioのESME MORIがトラックプロデュースを手がけます。
歌詞には1日1日の積み重ねを大切にしたい、というメッセージが込められているようです。
確かに、「振り返ればいつだって 同じ失態ばかりで でもこの情景が変わってたらきっとここには立っていない」と歌詞があり、今のiriの自信すらも感じられます。
なによりトラックがすごくイケてるなと感じました!
めちゃくちゃグルーヴィーでiriの歌声とも相性ばっちりです。
SIRUPとか好きだったら絶対好きだと思います!
夜の首都高走りながらこの曲流してえ!
こちらはYouTubeにフルバージョン上がってますのでみんな安心して夜のハイウェイでかけちゃってください!
4.Common
4曲目のこちらは、今めちゃくちゃ勢いのあるビートメーカーのSTUTSがトラックを手がけます。
STUTSのトラックと、iriのラップが聴いててすごく心地よい、chillな一曲です。
こちらは、chelmico好きだったら絶対好きだと思います!
5.cake
5曲目の「cake」は、このアルバムの中で個人的No. 1ヒットですね!
歌詞を見る限り失恋ソングっぽい感じなのですが、曲はめちゃくちゃポップでノリやすいと思います!
サビ前に「ビシッビシッ」というMPCを叩く音?が個人的に好きです!笑
フェスとかでビール片手にこの曲聴いたら最高だなと思います。
絶対みんな体揺らしちゃうよ!
6.Flashlight
この曲は、tofubeatsがトラックプロデュースを手がけています。
そして、tofubeatsの声もハモりで聞こえてきます。
心地よく耳にスッと入ってくるハモりは、iriとtofubeatsの声が同時に聞こえてなんか嬉しいというか、特別な感じがしますね!
穏やかな曲調の中にどこか疾走感のあるサウンドは、新鮮でここでしか聴けない名曲の匂いを漂わせます!
7.飛行
このアルバム唯一の日本語タイトル、「飛行」
キーボーディストのKan Sanoがトラックプロデュースに参加しています。
ダニエル・シーザーの「Best Part」という曲をイメージして作られたそうです。
ギターのループに即興で歌を乗せて出来上がった曲をだそうですよ!
ゆったりとした曲調で、聴いてると体が宙に浮いてしまうようなchillなこの曲は、iri自身も「自分らしい曲」と語る、隠れた名曲です。
8.Sway
8曲目、「Sway」。
シンセのサウンドと、iriの軽快なラップが特徴的な一曲です。
2曲目のOnly One同様、ポップな印象で、キャッチーな一曲となっております。
サビ以外ほとんどラップなのがOnly Oneとはまた違った良さがありますね。
今回のアルバムは「iriってこんなラップ上手かったっけ?」と思わせるような曲が多いと思います!
iri自身もライブを重ねていくうちにラップが上手くなったと語っていて、これからもっと期待が高まりますね。
9.Peak
8曲目のSwayとは雰囲気が一転します。とにかくめちゃくちゃおしゃれな曲!
トラックもまじでかっこよくて、個人的にはこのアルバムで1番おしゃれなんじゃないかと思ってます!
水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミがトラックプロデュースに参加!
って、毎回トラックプロデュースがほんとに豪華やな!
10.Keep on trying
現状に満足せず、夢に向かって諦めずに挑み続ける曲です。
メロウな曲調に、iriのクールな歌が特徴の一曲ですが、まだまだ現状に満足していない、iriの熱量がしっかりと伝わってきます!
曲中、「気がすむまで 言わせたらいいよ」と嘲笑うように歌う部分があり、iriの強さが感じられて個人的に好きですね。
バカにしてくる奴はスワイプして消しちゃいましょう!笑
11.mirror
最後の曲です!トラックプロデュースは、PETROLZの三浦淳悟、Kan Sano、SANABAGUNの澤村一平と隅垣元佐です。
トリにふさわしい豪華なメンバーですね。
シンセやドラム、スクラッチなど、色んな音があって面白い!
でもすごくまとまっていて、耳が喜びますね!
めちゃくちゃいい曲ですよ!
iriの曲は、大サビで曲が終わる印象があったのですが、この曲は2番のサビ後、Cメロで曲が終わるので、珍しいなと思いました。
歌詞の中にも、「まだ迷い続けていよう 僕ら未知のストーリー」とあり、iriの物語はいまだ序章に過ぎないのだろうなと素直に感じました。
これからさらに人気を博していくiriの音楽に、今後も大注目です。
今ならまだライブのチケット取りやすいはず!
みんな買うなら今だぞ!そしてCDショップへGO!